当院では、新型コロナウィルス感染症対策として、本年1月末より「職員のマスク着用義務化・手指消毒の徹底、ならびに、患者様・ご家族様に対するマスク着用のお願いと準備・手指消毒のお願い」を開始し現在も継続しております。

しかし、1月以降、新型コロナウィルス感染症は世界中の人類に甚大な被害を与え、文字通り「歴史的な人類の危機」に我々は直面しています。日本でも、感染者数、死亡者数ともに急激な増加が見られ、「緊急事態宣言」が発令されました。外出自粛要請が出され、「不要不急の外出は控えるように」と、各種メディアや行政広報が繰り返し呼び掛けています。

下肢静脈瘤は良性疾患であり、一部の合併症を伴うケースを除いて、通常「急ぐ必要のない待てる病気」です。コロナウィルス感染のリスクを高める必要はありません。症状が安定している下肢静脈瘤患者様には、現時点での受診を控え、新型コロナウィルス感染症の蔓延がある程度落ち着いてから受診することをお勧めします。

下腿皮膚潰瘍が治りきらず困っていらっしゃる方、下肢静脈瘤が赤くなって痛んできた方、また、当院で手術を受けられて経過観察中の方、などは、申し訳ありませんが、状況によりますが、ご来院ください。

 

外出自粛をしてあまり動かなくなると、脚の奥にある深部静脈に血栓ができる可能性が、特にご高齢の方で高くなります。深部静脈血栓症と呼ばれるもので、いわゆるエコノミークラス症候群であり、肺塞栓症など重篤な状況に陥ることもある状態です。外出自粛の環境ではありますが、身体を動かすよう心がけられ、もし急に片側の脚がパンパンに腫れるようなことがあれば、当院でも構いませんので、受診するようにしてくだい。

長くなりましたが、安定した下肢静脈瘤治療は落ち着いてからでも大丈夫です。

まず、新型コロナウィルス感染症を国民全員で封じ込みましょう!外出を自粛しながら、適切な水分補給と運動を心掛けてください。

当院は、職員の交代勤務制を始めていますが、通常の診療時間通りで診療を続けていますので、脚の変化で気になることがあれば、気軽にお電話ください。特に現在の状況から、まずは「お電話」を頂戴するのがよろしいかと存じます。

院長   河瀬 勇

千葉静脈瘤クリニック